おぉ、本当に終わったぞ

魔法少女まどか☆マギカ 最後に残った道しるべ&わたしの、最高の友達 観賞す。


虚淵玄さんシリーズ構成&脚本と言う事で多くの話題を提供してくれた本作も無事に最終話まで放送。
3話で巴マミさん(CV水橋かおり)が二階級特進の殉職、6話で魔法少女がどんな存在か明らかになり、9話では美樹さやか(CV喜多村英梨)が自分に絶望し魔女化する、と言うとってもインパクトある展開を見せてくれて・・・流石は虚淵玄さんだわ(笑)。


11話までは暁美ほむら(CV斉藤千和)が鹿目まどか(CV悠木碧)を魔法少女にさせないように頑張ってきたのだが、最後の最後。
ラスボス的存在な最強の魔女『ワルプルギスの夜』相手には力及ばず、どう頑張っても鹿目まどかを助ける事は出来ないのと自身に絶望。
その絶望の結果、魔女化しかけてしまう暁美ほむらを救ったのは鹿目まどか
鹿目まどか魔法少女になる代償に願った物が『過去未来現在全てに存在する魔法少女が魔女化する前にソウルジェムの中にある歪みを取り去る』と言ったもの。
キュゥべえ(CV加藤英美里)もそんな願いは因果律を破壊する危険な物、と云うも最強の魔法少女になる資質をもつ鹿目まどかはそれを可能にし魔女は発生する前に存在が消滅。
その結果、鹿目まどかは平行世界全てを知覚する事が出来るようになるも干渉する事が出来なくなり、しかも誰の記憶にも残らない存在なってしまった。
魔女が存在しない新しい世界になるも、そこでは魔獣という存在が発生する世界になっていて、結局魔法少女は存在し魔獣と戦わないといけない世界だったりしてます。
そこで鹿目まどかを唯一記憶している暁美ほむら魔法少女となりキュゥべえを相棒にして鹿目まどかが作った世界を守る為に戦い続ける事を選択したのだった。


と言う話なんだけど、ずいぶんサッパリとした終わりになったなぁ(笑)。
虚淵玄さん脚本なんで最後の最後、本当にラストカットを観るまでは安心できないと思っていたんですが・・・のど越しスッキリな終わり方に満足です(笑)。
鹿目詢子(CV後藤邑子)と早乙女先生(CV岩男潤子)の二人がバーでする会話や、鹿目詢子が避難場所から出ていこうとしていた鹿目まどかと会話するシーンなども印象深かったし。
そこそこのグッドエンドに感じたぞ。


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キュゥべえのいた世界では『感情は極めて珍しい精神疾患』だったらしいけど。
感情の珍しい世界ってのもチト興味あるな。
・・・虚淵玄さん、キュゥべえの世界を基にした話書いてくれないかなぁ。